2021年10月10日(日)午前10:30~11:30
聖霊降臨節第21主日礼拝
説教「冷たい水の一杯でも」石井和典牧師
旧約聖書:詩編78編1b~8節
新約聖書:マタイによる福音書10章34~42節
≪聖書研究祈祷会≫
10月6日(水)午前10:30~11:30 午後7:00~8:00
聖書:申命記8章11~20節
祈祷題:「総務委員のために」
<礼拝前の黙想のために>
放蕩息子の帰還のたとえ(ルカによる福音書15:11以下)は聖書を読み続けていると何度も思い起こします。祈祷会で読んでいる申命記の中にも、息子を待つ父のイメージを読むことができます。
神は帰ってくるものに走り寄ってくださり、ご自分の豊かな財を分け与えてくださるお方です。
ボロボロの着物しかなかったものに、裕福な父が最高の着物を着せます。手は傷だらけ、汚れだらけだったのにきれいにされて父の権威をあらわす指輪をはめられます。裸足というかつての奴隷の象徴であった状態から自由の象徴である履物を履くことができる状態にさせられます。
神は与えたいと待っておられるのです。しかし、その思いを無視しているがゆえに、自分で自分の道を歩み、恵みをこぼす私たち。とにかく帰りましょう。神のところに。それだけで良いのです。(石井和典)