次週の主日礼拝

2023年03月26日(日)午前10:30~11:40
受難節第5主日礼拝
説教「私たちを見なさい」石井和典牧師
旧約聖書詩編6編3~4節
新約聖書使徒言行録3章1~10節

≪聖書研究祈祷会≫
3月22日(水)午前10:30~11:30
午後7:00~8:00
聖書:創世記1章14~23節
祈祷題:「新生活を迎える方々のために」

<礼拝前の黙想のために>
敵と味方。両方の背後に主がおられるとサムエル記上のダビデとサウルとの対立の記事を見ていると見えてきます。人間の視点は狭いですね。いつも自分視点で、自分が見たい方しか見ないので、まさか敵の背後になどということまで考えないものです。
しかし、主はあらゆるものをも用いられます。ダビデをサウルの追っ手から逃れさせるために、当時のイスラエルの民にとって敵であったペリシテ人までもが用いられます。「災い転じて福となす」とはよく言われることですが、主に導かれる民にとっては常に災いは導きへの布石となることがわかります。
だから、何が起ころうが、危機が迫ろうが、恐れるべきは主なる神のみです。それ以外の何かを恐れて行動が決してしまう、視点がぶれてしまうなどということは主のお力を知らないものがする愚行であるということがわかります。
罪の現実の中を生きる我々はこの愚行の中に落ち平安を失います。平安、喜び、感謝。主への信頼の中に生きているのか確認したいものです。   (石井和典)