次週の主日礼拝

2023年09月17日(日)午前10:30~11:40
聖霊降臨節第17主日礼拝
説教「聖霊が降る」石井和典牧師
旧約聖書イザヤ書56章6~7節
新約聖書使徒言行録10章34~48節


<教会修養会のための黙想>
ビジョンを思うときに、モデルとなるのが使徒(キリストの一番弟子)です。教会は使徒的共同体と言われます。ですから、使徒信条にもとづく使徒の伝統に立った共同体を教会と呼ぶわけです。ということは、今ご一緒に読んでいます使徒言行録というのは教会のこれからにとって、決定的に重要な指針となるということがわかります。この使徒たちの歩みに連なるものとなるというのが、私たちの目標です。
だから、使徒言行録を通して示されるキリストの力が今現代においても証される。そのことが起こっていなければ、そののちに続いてくる弟子たちは現れてこないので、私たちがどのように信じ生きるのかが後の時代を作る要の一つであると言えます(しかし、神は全能ですから私たちがどうあれ主はご自身で弟子をお立てになるでしょう)。
誰かの叫びを祈りの中で聞き、祈りから行動をスタートさせていく。そのような基本的なスタンスが使徒には見えます。誰かの叫びを聞くことができるのは、祈りの中でこそと言えます。それゆえ教会は祈りの共同体です。         (石井和典)