2022年10月30日(日)午前10:30～11:40
降誕節前第8主日礼拝
説教「羊と山羊」石井和典牧師
旧約聖書：イザヤ書40章27～31節
新約聖書マタイによる福音書25章31～46節
≪聖書研究祈祷会≫
10月26日(水)午前10:30～11:30 午後7:00～8:00
聖書：申命記28章36～57節
祈祷：「教会オルガニストのために」
＜礼拝前の黙想のために＞
その主権は増し、平和には終わりがない。（イザヤ書９：６）
主はシャローム（平和）を私たちに賜ってくださいます。シャロームという言葉は、健全さや完全をあらわします。メシアの主権が増し加えられていくことによって私たちはシャロームに至るのだということがこの箇所からも端的に示されています。
メシアの主権ではない別のものを求める傾向が人間の内側に常にあります。その結果、個人の義しさのぶつかり合いとなり、メシアの主権を求めるということが吹き飛んでしまいます。
メシアの主権を求めなくなると、シャロームは失われますから、そこには「愛、喜び、平和、寛容、親切、善意、誠実、柔和、節制」という神の心の実りがなくなり。殺伐とし、枯渇し、散り散りで、何かを生み出すという命とは程遠い状態へとさせられてしまいます。
主の御前で、自分の力を捨て、主の主権に自らをゆだね、隣人に対して主の視線を見るというシャロームに至らせていただきましょう。 （石井和典）
