2022年11月27日(日)午前10:30～11:40
待降節第1主日礼拝
説教「裏切る弟子」石井和典牧師
旧約聖書エレミヤ書31章33～34節
新約聖書マタイによる福音書26章１7～35節
＜礼拝前の黙想のために＞
正しい知識を身に着けるのってとても時間がかかります。信仰の民にとって当たり前であり、もっとも大事なこと「インマヌエル（神は我々と共にあり）」を受け入れて、それが内側から力をはなって輝きだす、ということを経験するまでに、どれだけ時間がかかるのでしょう。
もちろんその期間は人によって違うでしょう。１２使徒のようにイエス様の十字架と復活の出来事のあとすぐという「短期間」の人もいれば、モーセのミディアンでの４０年の隠居生活のように、信仰が整えられるのに４０年かかる人もいます。
いや、死ぬまで信仰の成長が一歩も進まないという状況だってありえます。
そこでやはり大事になってくるのが、神の言葉に対する自由意思を用いた積極的応答であると思います。神との関係はコミュニケーションですから、当然といえば当然、こちらが積極的に語りだせば語りだすほどに、受け取るものも比例して大きくなっていくということを経験します。あらゆる装置と仕掛け、環境を使って神との語りの中に自分が入るように生活を作りたいものです。 （石井和典）
