次週の主日礼拝

2023年12月17日(日)午前10:30~11:40
待降節第3主日礼拝
説教「神の国に入る」石井和典牧師
旧約聖書:創世記12章7~9節
新約聖書使徒言行録14章19~28節


<礼拝前の黙想のために>
 同じ空間を共有しているように見えても、全然違うものを見ているものだと気づかされます。ある人は常に人の成長を見守り、ある人は常に人の負の側面を探す。強烈に両者の間に溝がありますが、同じ人を見ていて全然別の方向を見ていたりします。
見ている世界、生きている次元、向かっている方向。そのすべてが実は自由なのだと気づかされます。起こってくる現象の出来事は一緒のように見えるのに、ある一人の人のフィルターを通すと、全然別世界が展開されていきます。
聖書の目をもって物事を見ようと日々取り組んでいると、今まで見ていなかった視点が見えてきます。それは神の視点です。当然、神の視点は非常に大きなものであり、愛がそこにあります。
今まで冷たい情報にしか思えなかった自分の人生の負の側面でさえも、主の光に照らされると、全然見え方が違ってきます。私が成長させられるための重要な要素が常に与えられる、主の御手の内側の出来事になります。思い込んできたことすべてが変化します。  (石井和典)