次週の主日礼拝

 

2024年03月17日(日)午前10:30~11:40
受難節第5主日礼拝
説教「神の御心による出会い」石井和典牧師
旧約聖書詩編34編6~8節
新約聖書使徒言行録18章18~28節


<礼拝前の黙想のために>
不安と恐怖。これが私たちにとって人生を左右する重要な要素でしょう。聖書の言葉でいうと「肉」の一部です。目に見える現実をもとにした予測や予断。こういったものが不安と恐怖をあおります。しかし、また聖書は全く別の次元を私たちに提示します。それは「霊」です。
霊というのは、神とのコミュニケーションをするところです。それが一体人間のどこにあるのかはよくわかりません。しかし、確かに人間は神とのコミュニケーションをとれる霊的な存在であることは間違いありません。
そして、この霊と肉は対立することがよくあります。聖書にもこのように記されています。
肉の望むことは霊に反し、霊の望むことは肉に反するからです。この二つは互いに対立し、そのため、あなたがたは自分のしたいと思うことができないのです。(ガラテヤ5:17)
聖書はつねに信仰によって「恐れるな」と語りかけてきますが、私たちは常に目の前のことに恐れます。「しかし、恐れるな」が霊です。(石井和典)