永眠者記念日礼拝
2022年11月06日(日)午前10:30～11:50
降誕前第7主日礼拝
旧約聖書：詩編32編1ｂ～5節
新約聖書：ヨハネによる福音書2１章１５～１９節
説教「私を愛するか」石井和典牧師
≪聖書研究祈祷会≫
11月2日(水)午前10:30～11:30 午後7:00～8:00
聖書：申命記28章58～68節
祈祷：「財務委員のために」
＜礼拝前の黙想のために＞
「キリストは私とともにおられ、私の前と後、私の中、私の上と下、私の右と左におられます。キリストは私を見るすべての瞳の中におられ、私の言葉を聞くすべての耳の中におられます」（ウェールズのパトリック司祭、引用リビングライフ２０２２年１０月号１５７ページ）
かつて自分が奴隷とさせられ強制労働させられていた地に戻り、伝道し、その地域を福音によって変えていった司祭がいます。その司祭の言葉一言ですが、なるほど、こういう「信仰に満ちた」ところで主の御業は起こっていくのだと思わされます。このように人を見る人の周辺には実りが生み出され続けるに違いありません。
宗教が「自分から抜け出す」というような解脱の方向性になぜ向かうのか。それは自分に溺れてしまうということが、悲しいかな、人間の必然だからでしょう。目に見えるものによって果てしなく影響を受けて、本質を忘れるという、「自分の思いに溺れる」地点からなんとか逃れることが必要だと皆が感じているからです。パトリック司祭と同じ道を歩みたいと願います。
（石井和典）
